お笑いコンビ「オール阪神・巨人」(オール巨人=70、オール阪神=65)が2日、大阪・NGKで開催中の吉本興業創業110周年記念特別公演「伝説の一日」(オンラインでも配信)に登場した。

 オール阪神・巨人は、テレビ、劇場で披露する漫才を分けているという。

 今回のライブは配信も行われ、巨人は「去年もおととしも配信があったけど、1度も出ていない。今日の配信も、ほんまは断ったんです。でもそういうわけにはいかんと吉本が。それで昔やったネタをやろうかと、阪神さんと合わせていた」と明かした。

 舞台を振り返り、阪神は「(舞台に)出る前にめまいが起こってね。メニエールなんでね。あかん、こんな漫才前に…って」「まあまあ僕にとっては、こんなめでたい日にめまいがして、伝説の日になりました」と語った。

 また、吉本が芸人を次々と輩出している理由について、巨人は「やっぱりNSCができたからちゃうかな?僕らの時は、吉本に入るなら、誰かの弟子にならないとあかんとか、いろんなハードルがあった。今やったら、すごい才能の方が沢山集まって、切磋琢磨をして売れていく」と回顧。

 弟子入りした時のことについては「もう、殴られて当たり前とか…。もう、吉本パンパンですよ!やすし師匠なんかめちゃくちゃやったで。木のはしでガツン!みたいな。今そんなことをやったらあかんけど…」と冗談まじりに語った。