日本代表DF長友佑都(35=FC東京)が、カタールW杯(11月開幕)の組み合わせ抽選で優勝候補のスペインとドイツと同じE組に入ったことを〝歓迎〟した。

 日本にとっては欧州の中でもともに優勝経験がある強豪の中の強豪にあたるスペイン、ドイツと激突する〝死の組〟となった。

 2日の横浜M戦後にオンラインで取材に応じた長友はこの抽選結果に「W杯という最高の舞台で、最高の相手と試合ができる」と早くもモチベーションが上がっている様子。「もちろん厳しいけど、どことあたっても厳しい予選になる。僕は代表で134試合出ていて強豪国もほぼ戦ってきたけど、スペインとドイツだけは今まで戦ったことがない。本当にW杯の優勝候補だと思うし、そういうチームと真剣勝負で戦えるというのは、僕らサッカー選手もこんな経験はなかなかできない」と最高峰の舞台で優勝候補との対戦が実現し、興奮した様子で熱弁した。

 そして「見ているファンの皆さんにも、本当にこんな熱い試合を見せられるのは日本サッカー界においても大きな意味を持つと感じている」と今後の日本サッカーの将来を大きく左右する一戦と位置づけた。

 夢の舞台でスーパースター軍団とのガチンコ対決が実現。長友はそのピッチに立つべくサバイバルを勝ち抜く覚悟だ。