坂上忍「バイキング」8年 高橋真麻に見せしめ発言詫びる「振り切らないと番組終わる」

 フジテレビ「バイキングMORE」が1日に最終回を迎え、8年間の放送を終了した。「笑っていいとも!」の後番組として、曜日ごとにMCを置き、日替わりメニューでスタートした当初は、視聴率に苦しんだが、15年から坂上忍が全曜日の司会を担当し、時事ネタや芸能ネタを斬るスタイルにシフトしていった。「宮迫不倫騒動ナマ釈明」(17年)、「紀州のドン・ファン妻が単独告白」(18年)などで高視聴率をマークし、特に関西地区では視聴率の時間帯トップを争った。

 1日の番組では、坂上は「今だから言えることですけど。感謝をしているというか犠牲者」としてレギュラーの高橋真麻の名前をあげた。時事・芸能ネタにシフトした時期に、真麻が番組で、テーマになった問題の情報が少なく進捗もないため「コメントすることがない」と言った際に、坂上が「俺ぶっちゃけ言うけど、イラッときてんだよ。もう話すことないって」と強く指摘したことを挙げた。

 坂上は「何か言葉を絞り出して埋めるのが俺らの仕事だろというニュアンスで真麻ちゃんにぶつけた」「もう振り切ってやんなかったら、ほんとこの番組終わりますよっていうのは分かってたので、どっかで言わなきゃいけないことを、真麻ちゃんの時に言ったんですよ」と明かした。

 結局、翌日に真麻の父高橋英樹が菓子折を持ってやってきて、幕引きとなったと笑わせた。

 坂上は「視聴者の皆さんにかわいがっていただいたから8年も続けられました。ありがとうございました。去って行く人間にできることは、次の番組を応援することです」と締めた。

 4日から「ポップ UP!」がスタートする。エンタメやカルチャー、グルメ、美容などの情報を発信する3時間番組。

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