【テキサス州ダラス2日(日本時間3日)発】WWE・NXTの「NXTスタンド&デリバー」(アメリカン・エアラインズ・センター)が行われ、紫雷イオ(31)がNXT女子王座奪回に失敗した。

 王者マンディ・ローズにイオ、ケイ・リー・レイ、コーラ・ジェイドが挑んだNXT女子王座フェイタル4ウェイ戦。イオは「対戦相手が何人でも結果は同じ。私のチャントが起こるだろう」と意気込んで、約1年ぶりとなる同王座奪回に臨んだ。

 ケイ・リーとのコンビでは「女子ダスティ・ローズ・タッグチーム・クラシック」で優勝しており、シングルの王座戦でも連係を披露。ドロップキックをコーラ、ダブルトペスイシーダをマンディに放って攻め込んだ。

 さらにイオはミサイルキックやダブルニー、雪崩式スパニッシュフライと怒とうの連続攻撃をマンディに仕掛けた。終盤にはコーナーに上がったケイ・リーのチャンスを潰してコーラにムーンサルトプレス。必殺技が完璧に決まったが、一瞬のスキを突かれて王者マンディの顔面ランニングニーを浴びて3カウントを奪われた。

 イオは王座奪取目前まで迫るも、王者にピンフォール負けで王座防衛を許した。すでにNXT女子でシングル、タッグ、タッグトーナメント制覇の〝3冠〟を達しているが、今後はどこへ向かうのか。