TVプロデューサーのデーブ・スペクター氏が3日放送の「サンデージャポン」(TBS)で先日行われた映画の祭典「アカデミー賞」での、ハリウッド俳優のウィル・スミス(53)のビンタ騒動について〝新疑惑〟を取り上げた。

 スミスは授賞式の壇上で妻の脱毛症をジョークにしたコメディアンのクリス・ロック(57)にビンタし、大騒動となっている。スミスは映画芸術科学アカデミーに退会届を出した。

 爆笑太田は「ウィル・スミスの前でジョークだけは言わないようにと思った」と笑わせる。

 一方、デーブ氏はいつものジョークモードでなく、真剣にこの騒動を解説。スミスの新疑惑「空白の三秒間」について取り上げた。

 ロックのジョークからスミスがビンタするまでの間に「妻のジェイダさんが、スミスに何かしゃべっていたそうです。ただ、その映像は公開されていません」とデーブ氏。夫婦の間で何かあったのでは? という。

 さらにデーブ氏は「ビンタ騒動の常習犯!?」と、10年前にロシア・モスクワで行われた映画のイベントでのスミスの行動を取り上げた。

 ウクライナ人のコメディアンがスミスにふざけて抱きつくと、スミスが怒り、手の甲で同コメディアンのほほを軽くビンタした。このコメディアンがお騒がせ常習犯で、この時は問題にならなかったという。

 ここで爆笑・太田にサンジャポ新アシスタントの良原安美アナウンサー(26)から「もし、太田さんがあの立場だったら?」と質問が飛んだ。

 太田は「(ロック役が)ぜんじろうで、俺と太田光代社長がいるとして。ぜんじろうがジョークを飛ばしたら、俺はヘラヘラ笑ってるだけで、逆に俺が社長に殴られると思います」とオチをつけた。