中田カウス(72)は、千秋楽の寄席としては最後になる3回目興行へ出演。出番後に取材対応し「企業の平均寿命が30年と聞きます。50年も続くのが大変な時代、吉本興業は110周年を迎えることができました。神がかっています。神様とはお客様のことです」と、吉本を支え続けたファンに感謝した。

10代で漫才の世界に入ったカウスは「吉本でお世話になって56年。素晴らしい会社だと、あらためて思いました」と感慨無量。

カウスが主宰する上方漫才協会大賞を今年受賞したのが、すゑひろがりず。南條庄助(39)三島達夫(39)は、満員のNGKに出演できたことに「ただ、誉れの一言です。新大阪からタクシーで劇場入りしたんですが、芸人の入り待ちをされるお客さんがたくさんおられてビックリしました。お客さんの熱に押されるばかりです」と笑顔を見せていた。