女子プロレス「スターダム」のワールド王者・朱里(33)が、新ユニット名を「ゴッズアイ」と発表した。

 春の祭典「シンデレラ・トーナメント」1回戦(3日、東京・立川ステージガーデン)では、自身がスターダムマットに連れてきた元アクトレスガールズの三浦亜美改め壮麗亜美と対戦。

 朱里が将来性に太鼓判を押す逸材らしく、壮麗は170センチ、70キロの恵まれた体をフルに生かして王者を追い込んだ。ショルダータックル1発で場外まで吹っ飛ばし、重いチョップやデスバレーボムでたたみかける。

 それでも10分1本勝負の一戦で残り時間が1分を切ったところで、朱里が仕掛けた。ランニングニーからハイキック、腕固めとつなげ、最後はグラウンド式朱雀で貫禄の勝利を収めた。

 試合後は「スターダム初お披露目、そして復帰おめでとう。パワフルな選手で、一緒のユニットでどんどん輝いてくれると思っている。期待してるよ」と壮麗をねぎらった。

 さらに自身率いる新ユニット名を「戦いの神に選ばれし者」という意味で「ゴッズアイ」と命名したと発表。すると「ドンナ・デル・モンド」に所属するMIRAIが現れ「今の試合を見て、私も朱里さんと一緒にやっていきたい」と表明した。

 これでメンバーが壮麗、MIRAIと3人となった朱里は「魂込めて、強くなっていくぞ!」と豪語。激しいユニット抗争が続くスターダムマットをかき回す。