俳優・古川雄輝(34)、細田佳央太(20)らが5日、都内でテレビ神奈川オリジナルドラマ「ねこ物件」(全10話、TOKYO MXなどでも放送)の制作発表会見に出席した。

 同作には、ある一軒家を舞台に、猫と共に暮らす主人公(古川)と、夢を追う同居人たちの人生模様などが描かれている。

 主演を務めた古川は「とにかく猫が大好きな主人公を演じたんですけども、人間関係を築くのが苦手だったり。そんなキャラクターを演じました」と語った。

 撮影は昨年11月から12月にかけて行った。「コロナ禍とかいろいろあって撮影が延期になって。僕はデビュー当時から猫が好きだと言っていて、猫の作品に出たいと思っていて、主演として出られてうれしい」とうれしさをにじませた。

 撮影を振り返り「猫とお仕事をするとなると、話は違う。自由きままな動物なので、言うことを聞いてくれない。基本、猫優先で撮影をして、大変ではあったけど癒やしだった」と明かした。

 さらに「役者さんに人見知っちゃうところがあって。今回は、現場で主役で黙っていたら怖いだろうなと思って、積極的にしゃべるようにして。普段はセリフしかしゃべらないことも…」と語った。

 司法浪人生で、シェアハウスに入居してくるメンバーを演じた細田は「ずっと撮影場所が同じで、ずっと続いていたので、雰囲気の良さを肌で感じれた」と話した。

 ドラマは、テレビ神奈川での8日から初回放送を皮切りにスタート。映画化も決定している。