有吉の壁:「日本カベデミー賞」最優秀賞受賞作が映画化 パンサー尾形「興行収入2兆円目指す」

「有吉の壁」日本カベデミー賞受賞作の映画化記念会見に出席したお笑い芸人
1 / 11
「有吉の壁」日本カベデミー賞受賞作の映画化記念会見に出席したお笑い芸人

 有吉弘行さんがMCを務めるバラエティー番組「有吉の壁」(日本テレビ系、水曜午後7時)の人気企画「スピーチの壁を超えろ!日本カベデミー賞選手権」で最優秀賞を受賞した作品が映画化されることが4月6日、明らかになった。最優秀主演男優賞を受賞したお笑いトリオ「パンサー」の尾形貴弘さんは会見で、「興行収入2兆円を目指します」とぶち上げて笑いを誘った。

ウナギノボリ

 同企画は、架空の映画賞の授賞式会場で、芸人が架空の俳優や女優になりきり、“ありもしない作品”について、有吉さんからむちゃぶりを受けながらスピーチを披露する。さらに、有吉さんが感動しなかった場合は、受賞トロフィーに仕掛けられた電流が芸人を襲うという内容。これまでに3回、同番組のスペシャル版で放送されてきた。

 映画化されるのは、同日放送の第4回で最優秀賞を受賞した4作品。尾形さん主演の「真っ裸(まっぱ)」、友近さんが主演女優賞を受賞した「秋定麗子(あきさだ・れいこ)物語」、「空気階段」のもぐらさんが助演男優賞を受賞した「万引き裸族」、「トム・ブラウン」のみちおさんが助演女優賞を受賞した「ドライブ・アイ・サー」だ。

 お笑い芸人と有吉さんとのやりとりを基に、それぞれ15~20分で映像化。テレビ未公開の映像や制作過程のドキュメントなどを含め、90~120分程度の映画に仕上げる。6月11、12日に全国の映画館で公開される予定。

 「真っ裸」と名付けた作品でカッパを演じる尾形さんは「脚本の構想はしっかりあります。興行収入をどんどん取りにいって、『有吉の壁』に還元します。いつも僕は足を引っ張っているので」と自信をのぞかせた。さらに、「俳優として自信があります。良い芝居をして、次の作品まで(期間が)空かないように。すぐに別の映画やドラマ、月9とかに出演して、いろんな役をやってみたいです。この作品が僕の名刺になるでしょう」と意気込んだ。

 会見には、「パンサー」「空気階段」「トム・ブラウン」、友近さん、司会として同局の水卜麻美アナウンサーが出席した。 

写真を見る全 11 枚

テレビ 最新記事