先月いっぱいでフジテレビを退社した久代萌美アナウンサー(32)が吉本興業の所属になったことが6日、発表された。

 吉本興業は6日、マスコミ各社に書面を送付。「弊社は、2022年4月2日(土)より、久代萌美(くしろ・もえみ)とマネジメント契約を締結いたしましたので、ご報告申し上げます」と報告したうえで、「今後アナウンサー、タレントとしての久代萌美の活動をサポートして参りますので、何卒よろしくお願い申し上げます」と記した。

 2012年にフジに入社した久代アナはアナウンサーとして活躍した後、昨年7月に「ネットワーク局」に異動となり、3月いっぱいで退社した。

 あるお笑い関係者はこう明かす。

「先月21日に開局したBSチャンネル『BSよしもと』が活動のメインになるようです。というのもBSよしもとは、開局したのはいいものの、コンテンツが不足しているんですよ。そういう意味で、話題性抜群の久代アナは即戦力として期待されています。公式発表で、あえて『タレントとして』と銘打ったのも、アナウンサーとしての仕事以外もいろいろやらせるつもりなんでしょう」

 BSよしもとがメインになるとはいえ、今後は民放キー局へのキャスティングも考えられる。だが〝古巣〟への出演はハードルが高いのではないか、というのがフジ関係者の見方だ。

「昨年、女子アナのステマ疑惑が報じられたとき、週刊誌への〝リーク犯〟として久代が疑われてしまいました。それを今でも信じている局員は少なくない。ネットワーク局に異動になったのも、アナウンス室の不協和音を避けるためとする説もあるぐらいです。だとしたら、ウチの番組には起用しづらいのでは」(フジ関係者)

 フジが頭を下げて出演を熱望するくらい、まずはBSよしもとで存在感を見せつけてほしいところだ。