阪神・藤浪晋太郎投手が先発登板予定の広島戦(8日、甲子園)へ向け意気込みを語った。

 開幕・ヤクルト戦(3月25日、京セラドーム大阪)では7回3失点の力投を披露した右腕だが、前回登板の巨人戦(1日、東京ドーム)では巨人打線に直球を狙い打たれ3被弾を含む4回6失点KO。真価が問われる今季3戦目のマウンドへ向け「前回(巨人戦)は相手に気持ちよく打たれてしまったので配球面、テンポも含め工夫していきたい。(広島打線は)つながるとトントンと点を取られるような打線ですし、動きも多い。そのあたりをケアしつつしっかり抑えていきたい」と表情を引き締めた。

 チームは開幕から4カードを消化し1勝10敗とドン底の最下位。嫌な雰囲気を一掃するためには、花とスケールを持ち合わせた大器右腕の奮起が絶対に必要だ。