北京五輪フィギュアスケート女子で銀メダルを獲得したロシアのアレクサンドラ・トルソワ(17)が、ストリップ・ダンスの練習をスタートし、妖艶に踊る姿を披露。大反響となっている。

 トルソワは7日、自身のSNSに、へそを出した黒のTシャツに黒のロングスパッツ、ヒールの高さが15センチはあるハイヒールを履き、薄暗い照明のなかでしなやかにストリップ・ダンスを踊る姿を投稿した。

 ロシア「スポーツ24」によると、トルソワを指導しているストリップ・ダンスの名トレーナー、アナスタシア・ユラソワ氏は、1か月前からトルソワに妖艶ダンスを教えていることを明かした。「トルソワが私のところに来て、『私は最悪のダンサーで、何をやってもダメだと言われている』と憤っていた。正直言って、これほどシャイなチャンピオンを私は知りません。私はもうすぐ全てが変わると約束した。そして、1か月が経過した今、サーシャの結果を発表します。サーシャをお見せできることを誇りに思っています」

 ユラソワ氏が自信を見せるように、トルソワはしなやかに体をくねらせ、踊っている。この挑戦に、師事するトゥトベリーゼ一門の振り付け師であるアレクセイ・ジェレズニャコフ氏はロシア「マッチTV」に「このストリップ・ダンスは、サーシャ(トルソワ)をこんなにも女の子らしくしてくれるんだ。猫のようなやわらかさを手に入れた。大きなプラスになるだろう」と語り評価。

 重鎮タチアナ・タラソワ氏も「RBCスポーツ」に「フィギュアスケートによい影響があると思う。彼女に練習を続けさせてあげて」と語っている。

 北京五輪では試合後に感情を爆発させ、トゥトベリーゼ・コーチの抱擁を拒否するなど、自分の気持ちに素直に生きるトルソワ。今後に注目が集まっている。