新田真剣佑:「鋼の錬金術師」実写最新作でスカー役 「どれほど重要なキャラか勉強」 “エド”山田涼介は「日本で一番奇麗」

映画「鋼の錬金術師 完結編 復讐者スカー/最後の錬成」でスカーを演じる新田真剣佑さん (C)2022 荒川弘/SQUARE ENIX (C)2022 映画「鋼の錬金術師2&3」製作委員会
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映画「鋼の錬金術師 完結編 復讐者スカー/最後の錬成」でスカーを演じる新田真剣佑さん (C)2022 荒川弘/SQUARE ENIX (C)2022 映画「鋼の錬金術師2&3」製作委員会

 荒川弘さんの人気マンガを実写化した映画2部作「鋼の錬金術師 完結編 復讐(ふくしゅう)者スカー/最後の錬成」(曽利文彦監督、5月20日・6月24日公開)で、新田真剣佑さん演じるスカーの特別映像が4月9日、公開された。新田さんのインタビューとメーキングを収めた映像で、原作でも人気を誇るスカーを演じるにあたって「とにかく、どれほど重要なキャラクターかというのを最初は勉強していました」と話している。

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 「鋼の錬金術師」は、2001~10年に「月刊少年ガンガン」(スクウェア・エニックス)で連載された。錬金術が科学のように発達した世界を舞台に、エドとアルの兄弟が、失った体を取り戻すため「賢者の石」を探す旅に出る……というストーリー。アニメ化もされ人気を博した。2017年には1作目の実写映画が公開された。

 新作は、マンガ「鋼の錬金術師」の連載20周年を記念した新プロジェクトとして公開される。2部作の前編となる「復讐者スカー」は、“傷の男(スカー)”を中心とした物語。かつて国軍によって滅ぼされたイシュヴァールの民の復讐のために、すべての国家錬金術師の抹殺を誓うスカーが、エドと相対することになる。後編「最後の錬成」は、“お父様”との戦い、その後のエドとアル、仲間たちの物語が展開し、原作の最終話までを描く。

 新田さんは、スカー役について「自分なりの正義があって、それを貫こうとする。そして自分の中にある芯がすごく強い。ただ悪いだけじゃなく、いかに魅力的に見せられるかを考えながら演じた」と振り返り、象徴的な顔の傷については「毎日2時間ぐらいかけてメークをした。スカーは英語で『傷』。あれがなければスカーじゃない。特殊メークの時間も役を作る上で大切な時間だった」と語っている。

 主人公・エドを演じる人気グループ「Hey! Say! JUMP」の山田涼介さんとは今作が初共演。「奇麗でした。初日に『日本で一番奇麗です』って告白した」と印象を明かした。また「敵対する役は仲がいいほど演じやすい」といい、現場ではカットがかかると2人そろって映像をチェックする姿もあったという。

 さらに、撮影では「オープンセットに再現された世界観に助けられた」とコメント。グリーンバックでの撮影も多かったが、「監督のイメージするものを細かく説明してもらって、僕も100%理解して演じた。コミュニケーションが取れていたので想像していたものが撮れたと思うし、やりやすい現場だった」と充実感をのぞかせた。

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