【ジョージア州オーガスタ8日(日本時間9日)発】米男子ツアーメジャー初戦「マスターズ」2日目(オーガスタ・ナショナルGC=パー72)、19位から出た松山英樹(30=LEXUS)が通算3アンダーの2位に浮上する中、アマチュア世界ランキング1位の中島啓太(21=日体大4年)と金谷拓実(23=Yogibo)は予選落ちとなった。

 中島は72と好スタートをとなったが、この日は79と崩れ、通算7オーバーの64位。155ヤードの12番パー3ではグリーン奥に打ち込むなどでダブルボギー。カットラインに3打足りなかった。「バーディーも取れなくてチャンスも少なく、ピンチが多くて苦しいラウンドになった。(12番は)あれだけ短いパー3なのになんでこれだけ難しいだろうと思った。悔しい」と目に涙を浮かべた。

 またアマチュア時代の2019年以来、プロとしては初の参戦となった金谷はカットラインに1打及ばず、通算5オーバーの53位。成長した姿を披露するつもりだったが、現実は甘くはなかった。金谷は次週の米ツアーにも出場する。