上白石萌音(24)が9日、都内で、映画「コーダ あいのうた」(シアン・ヘダー監督)アカデミー賞受賞記念舞台あいさつに登壇した。

耳の聞こえない家族を「通訳」となって支える少女が歌に目覚めるさまを描き、作品賞など3部門を受賞した。上白石は感動のあまり「マスク1枚ダメにするくらい泣きました」。自身も歌手として活動し、ヒロインの1人を演じたNHK朝ドラ「カムカムエヴリバディ」では歌を口ずさむシーンも。自身にとっての「歌」については「なければ生きていけないくらい、大切なものです」と語った。