FC東京のアルベル監督が日本代表DF長友佑都(35)を絶賛した。

 長友は10日に行われた浦和戦(味スタ)で先発出場し、豊富な運動量で浦和の攻撃陣をストップ。効果的な攻撃参加で好機もつくった。

 4試合連続のフル出場で攻守にチームをけん引した長友に、アルベル監督は試合後「長友佑都のすばらしい活躍をコメントしたい。守備のところで、とても集中したプレーをしてくれていた」と自ら切り出して称賛した。

 今季のアルベル監督の新体制下では開幕当初こそコンディション調整に苦心してスタメン落ちが続いたが、しっかりとレギュラーを奪取。森保ジャパンでもカタールW杯アジア最終予選中にパフォーマンス低下が指摘されて大きな批判を浴びたが、実力でレギュラーを死守してサウジアラビア戦やオーストラリア戦など大一番で出色のプレーを見せて雑音を封じた。

 強豪のスペインやドイツと1次リーグで同じ組に入ったカタールW杯本大会に向けて、ベテランの長友がますます躍動していきそうだ。