今年度上半期のNHK連続テレビ小説「ちむどんどん」が11日スタート。本土から沖縄に来た少年に〝塩対応〟された子役ヒロインが、悔しさから「東京のおいしいもの、食べた~い」と海に向かって絶叫するシーンで初回を終えた。

 沖縄本島北部・やんばる地域を舞台に、食に焦点を当てる同ドラマ。ヒロイン暢子役の黒島結菜は冒頭の顔見せショットにとどまり、子役が少女時代を演じた。おいしいものが大好きな暢子ら地元の子供たちの元気あふれる姿と沖縄の料理が描かれた。

 放送後、後続番組「あさイチ」MCの博多華丸は「『カムカム』のせいで『ちむちむ』って言いそうに…『ちむどん』とか」。9日で終了した前番組『カムカムエヴリバディ』を引き合いに、タイトルにひと言。鈴木奈穂子アナウンサーに「どんどん、ですからね」と突っ込みを入れられた。

 暢子のキャラクターについては「食いしん坊でおてんばで、足が速い。王道ですね」。これには鈴木アナも「王道ですね。いいですね」と大受けで同調していた。