ULTRAMAN:木村良平、江口拓也、前野智昭がウルトラ戦士に生アテレコ アニメシーズン2“ワールドプレミア”

「アニメ『ULTRAMAN』シーズン2 ワールドプレミア&オーケストラコンサート」の様子(C)円谷プロ (C)Eiichi Shimizu,Tomohiro Shimoguchi (C)ULTRAMAN製作委員会2
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「アニメ『ULTRAMAN』シーズン2 ワールドプレミア&オーケストラコンサート」の様子(C)円谷プロ (C)Eiichi Shimizu,Tomohiro Shimoguchi (C)ULTRAMAN製作委員会2

 特撮ドラマ「ウルトラマン」シリーズのマンガが原作のアニメ「ULTRAMAN」のシーズン2のワールドプレミア、オーケストラコンサートが4月10日に松戸森のホール21(千葉県松戸市)で開催され、早田進次郎(ウルトラマン)役の木村良平さんら声優陣が登場した。

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 イベントは、オーケストラコンサート「FILM SCORE PHILHARMONIC ORCHESTRA」で幕を開け、シーズン1の映像が流れる中、ロックとクラシックが融合した演奏が繰り広げられた。その後、原作者の清水栄一さんの書き下ろしの朗読劇が披露された。朗読劇には、木村さん、諸星弾(セブン)役の江口拓也さん、北斗星司(エース)役の潘めぐみさん、佐山レナ役の諸星すみれさん、シーズン2から新たに登場する東光太郎(タロウ)役の前野智昭さんが登場。ウルトラマンらウルトラ戦士がアクションを繰り広げる場面では、キャスト陣が完全アドリブで生アテレコを披露した。イベントでは、シーズン2の第1話が世界最速で上映された。

 朗読劇について江口さんが「普段はメインのストーリーもあってシリアスな感じですけど、今回はギャグギャグでお送りしました(笑い)。ウルトラマンたちに声を当てる瞬間はフルアドリブで、リハのタイミングで『こういう動きでなんとなくやりますよ』と打ち合わせはしたんですけど……」と話すと、木村さんは「リハでは勝手なこと言って動いてもらいましたね! 『ここでスペシウム光線だ!』と言って、星人たちを消し炭にしていました(笑い)」と明かした。

 星人の兼役として声を当てていた前野さんは「リハではスペシウム光線を食らえば食らうほど、パワーアップする役どころを演じていました!(笑い)」と裏話を明かし、観客の笑いを誘った。

 シーズン2の第1話が上映されたことを受けて荒牧伸志監督は「本シーズンは6本と短いのですが、『新しいウルトラマンスーツを3体出してくれ』というリクエストを受け、神山(健治)監督と悩んでオリジナル要素も入れてまとめました。そこで新しい3人のスーツのアクションがふんだんに盛り込まれましたし、新しいテーマや音楽がすごい密度の高い6本にしてくれました」と語った。

 「ULTRAMAN」は、「鉄のラインバレル」などの清水さん原作、下口智裕さん作画のマンガ。かつてウルトラマンだった父・早田進の体に残っていたウルトラマン因子の影響で、生まれながらに特殊な能力を持つ早田進次郎が戦う姿を描いている。

 アニメは「攻殻機動隊 STAND ALONE COMPLEX」シリーズの神山さん、「アップルシード」の荒牧さんが監督を務め、プロダクションI.GとSOLA DIGITAL ARTSが制作。シーズン1は、2019年4月からNetflixで配信され、2020年4月にはテレビ放送された。シーズン2がNetflixで4月14日から配信される。

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