オリックスがコロナ感染者続出で非常事態を迎えている。11日に若月とスタッフ3人が陽性判定となり、NPBでは12日からの楽天―オリックス3連戦(楽天生命パーク)の中止を発表した。

 オリックスでは7日から伏見、宗、頓宮、黒木、小木田、佐野、太田、水本コーチら12人が感染し、開幕一軍だった捕手3人が離脱。好調だった宗、太田、佐野も相次いで離脱し、10日のロッテ戦では佐々木朗の前に19三振、完全試合を許している。若月はエース山本が投げた3試合にマスクをかぶり、3連勝だっただけに山本にとっても痛い。

 球団は「関係者のみなさまに多大なるご心配をおかけしておりますこと深くお詫び申し上げます」とコメントを発表。今後は専門家と保健所の指示を仰ぎながら感染拡大防止に留意していくとしたが、短期間での大量離脱で試合への影響が深刻だ。