タレントryuchell(りゅうちぇる、26)が11日、都内で映画「カモン カモン」(マイク・ミルズ監督、22日公開)の試写会イベントを行った。

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1人暮らしのラジオジャーナリストの男性が、9歳のおいっ子との共同生活を通じ、人同士の絆を見いだしていくストーリー。

ryuchelには3歳9カ月の1人息子がいる。「子育てというのは親育て。なかなか計画通りにならない子育てだから、アクシデントがあっても逆にラッキーと思えるようになった。子供に毎日成長させてもらっています」と、子供とともに自身も人として成長していると語った。

子供に望むことは「好きなことを1つでいいから見つけてほしい」。当初は「自分のことを好きになってほしい」などと思ったが、考えを改めたという。

「そろそろ息子は4歳になる。子供だと思ってなめたらダメですよ」。「テレビにばっかり出て!仕事をしてる?」とダメ出しされたこともあるという。「テレビでふざけたことばかりしているからかな」と苦笑しながらも「伸び伸びと育って欲しい。親はそれを見守っていきます」と覚悟も見せた。

主演のホアキン・フェニックス(47)は「ジョーカー」(19年公開)でアカデミー賞の主演男優賞を獲得した名優だ。「家族にしか分からない問題もたくさんあるが、この映画にはきれい事が1つもないから共感できる。とてもハートフルな作品です」とアピールした。