12日放送の「めざまし8」(フジテレビ)で複数の女優への性加害が報じられた俳優・榊英雄氏(51)の妻でシンガー・ソングライターの和(いずみ=53)が離婚に向けて協議を進めていることを取り上げた。

 和は公式サイトに離婚に向けて協議をしていることを発表。サイトによると「わたしの思いとしては、一貫して家族がありながらの夫の行為に対して許せないものがありました。一度も榊を許したことはありません。それを『妻から許してもらってる』とコメントするようなことに象徴される、耐えがたい行き違いがありました。わたしも被害者なのです」と榊への不信感をつづっている。

 また娘たちへの思いから「妻として、母親として、今家族を世の中にさらされなければならないような状況を作った夫を容認して生きていくつもりはありません。今わたしがすべき事は、娘たちを全力で守る事と、わたし自身の心を守る事です」と強く非難した。

 和のコメントに対して国際政治学者の三浦瑠麗氏は「娘という存在がありながら他の若い女性たちに加害をする。そういう父親であることに対する怒りというのはよく伝わってきます」と理解を示した。

 その上で「コメントで少し今の潮流からして誤解を与えかねないかなと思うのは他の女性と関係を結ぶということと性加害をしたり暴行をしたり支配的地位を利用して追い込んだりするというのは全然違うこと。テレビ局はともすると女性問題と報じがちなんですね。女性問題ではありません。不倫は不倫。暴行は暴行です」と話した。