日本プロボクシング協会は12日、理事会を開き元WBC女子世界フライ級王者で性別適合手術を受け男性となった真道ゴー(34=グリーンツダ)の男子プロライセンス取得を、日本ボクシングコミッション(JBC)に推薦することを決めた。

「世界的な流れに日本ボクシング界も続こうということで、コミッションに推薦することになった。ライセンス発行はJBCなので、嘆願書を出して、プロテストを受けさせてもらうという流れ」(斉田竜也事務局長)と説明した。

 同協会によると、真道は2017年に女子ボクサーを引退後、同年末に性別適合手術を受け、戸籍を男性に変更した。男子選手としての復帰を目指す中、西日本協会が練習でスパーリングを視察。「男性ボクサーとして問題ないと判断した」(同事務局長)という。

 真道のチャレンジに注目が集まりそうだ。