ヒップホップグループET-KINGは12日、大麻取締法違反(所持)の容疑で書類送検され、その後不起訴処分となったメンバーKLUTCH(43)を除く3人で、当面の活動を継続していくことを公式サイトで発表した。

同サイトでは「ET-KINGの今後の活動に関しましてお知らせ致します」と前置きし、「これまでメンバー全員で何度も話し合いを続けてきました。このような状況の僕たちを応援してくださる皆様からの温かい言葉、厳しくも優しい言葉をたくさん頂きました。そしてその気持ちに応えたい。ET-KINGの音楽を待ってくださっている皆様に歌を届けたい。そう思い僕たちは活動を続けることに決めました」と活動継続を明言した。

続けて、「ここからはしばらくの間、センコウ、BOBY、コシバKENの3名で活動をさせて頂きます」と、KLUTCHの名を外し、「改めまして、いつもET-KINGを大切にしてくださっている皆様。本当にありがとうございます。心から感謝しております」と、メンバー一同の名義でメッセージを寄せた。

KLUTCHは7日に同サイトで謝罪。「この度は、私の報道で日頃より応援していただいているファンの皆様、ご支援をくださっている関係者の皆様、長年一緒にいてくれているメンバーのみんなには私の至らなさで多大なるご心配とご迷惑をお掛けしましたことを心から深くお詫び申し上げます。また、私自身から皆様へのご報告に時間をお掛けしてしまい申し訳ありません」とコメントし、経緯について「2月16日に近畿厚生局麻薬取締部と大阪府警に、所属事務所と自宅の家宅捜索を受け自宅から数点の所有物を押収されました。その後、麻薬取締部に6回出向き任意で聞き取り調査を受けました。そして尿検査の結果が陰性だったこと、押収物から検出された大麻成分が微量で第三者の物だったこと等を踏まえて、大阪地方検察庁から3月29日に不起訴処分と判断されました」と説明していた。