ロシアの皇帝・エフゲニー・プルシェンコ氏の〝ロシア軍称賛〟アイスショーに出演後、イベントを批判したエリザベータ・トゥクタミシェワ(25)が13日、カミラ・ワリエワ(15)やアレクサンドラ・トルソワ(17)らとともにエテリ・トゥトベリーゼ氏のアイスショーに登場。そろって公演後の取材を拒否し、注目を集めている。

 トゥクタミシェワらは、モスクワでトゥトベリーゼ・コーチがプロデュースする「チャンピオンズ オン アイス」に出演。トルソワは「私は途中でやめない」というなんとも意味深な曲に合わせた新ナンバーを披露し、注目を集めた。

 ただし、氷を降りるとピリっとした雰囲気が漂ったようだ。ロシア「チャンピオナット」によると、トゥクタミシェワ、ワリエワ、トルソワ、アリーナ・ザギトワらが「取材を拒否した」と報道。「理由は不明」としながらも、同メディアはトゥクタミシェワについて、先に行われたプルシェンコの〝Z称賛公演〟出演後、自身のSNSに「スポーツは政治を超えるものだと強く信じたかったが、今日はそうではないことがわかった」と投稿していたことを再報道。スケーターたちが発言に慎重になっている可能性を匂わせた。

 ロシア・フィギュア界は常に波乱含みのようだ。