大日本プロレスの神谷英慶(30)が、挑戦者を〝フライング指名〟だ。

 14日の後楽園ホール大会ではドリュー・パーカーと組んで宮本裕向、アブドーラ小林組と蛍光灯タッグデスマッチで対戦。開始早々、宮本と向かい合った神谷はともに蛍光灯を被弾し合った。いきなりダメージを受けてしまい、その後は防戦一方の展開が続く。それでも神谷がダブルラリアートで空気を一変させると、最後はドリューのスパイラルタップが小林に決まって勝利を収めた。

 16、17日札幌大会2デイズ初日に橋本大地と持つBJW認定タッグ王座のV2戦(対宮本、菊田一美組)、2日目にはBJW認定デスマッチヘビー級王者の宮本に挑戦する神谷は、前哨戦を制し「超絶好調だ!」とコンディションの良さをアピール。

 さらに「16日と17日の試合を勝って(5月5日の)横浜武道館大会でドリューと対戦したい」と、札幌決戦で2冠王者になった上で、隣に立つパートナーをデスマッチヘビー級王座の挑戦者に指名すると公約。これにドリューも笑顔で応じた。神谷が描く〝未来予想図〟は実現するのか。