ドイツ1部バイエルン・ミュンヘンのポーランド代表FWロベルト・レバンドフスキ(33)が法外要求をしていると、スペインメディア「FICHAJES・NET」が伝えている。

 スペイン1部バルセロナへの移籍が各メディアで報じられているレバンドフスキについて、Bミュンヘンの最高経営責任者(CEO)オリバー・カーン氏は「事実ではない。我々が簡単に手放すわけがない」と、エースの退団を否定。その上で2023年6月末の契約について延長交渉を行って行く方針を明かした。

 そんな中、同メディアは「レバンドフスキが自身のスポーツキャリアを変えたいと考えているのは明らかだ。バルセロナと3年契約を結ぶと言われているが、Bミュンヘンが彼のサラリーを大幅に上げることに同意すれば、残留する可能性もある」とし、レバンドフスキの去就は条件次第と報じている。

 同メディアによると、現在の年俸が2000万ユーロ(約27億2000万円)とされるレバンドフスキ側は契約延長によって少なくても2年間の年俸として3000万ユーロ(約40億8000万円)を要求するという。このため「クラブ側は、彼が(8月で)34歳になるため、サラリーを減らすことを考えていたが、もはや選択肢はないようだ」と交渉決裂の可能性を指摘した。

 今オフに世界屈指のストライカーはどこに向うのか。今後の動向が気になるところだ。