ホリエモンこと実業家の堀江貴文氏が15日、自身のツイッターを更新。山本太郎議員の「辞職戦法」に対する維新・音喜多駿参院議員のツイートに噛みついた。

 音喜多議員は「仕組みとして認められているとはいえ、これじゃ著名人が衆参で辞職・出馬を繰り返せば比例票や議席を上積みできることに。民主主義の在り方や有権者の想いを考えると、気持ちの良い話ではないですね…。」と、山本議員の辞職に否定的な見方を示した。

 続けて、「かつて石原慎太郎さんが党勢のために比例代表に出馬した際は、あえて比例名簿の順位を最下位にしたはず。私もそれが有権者と選挙制度に対する真摯な態度だと思います。」とコメント。

 このツイートに反応したのが堀江貴文氏。音喜多議員のツイートを引用し、「そんなのを真摯だとわかる有権者はごく少数だと思いますがね。選挙で負けたら何の意味もないす。小池百合子みたいなのでも勝てば官軍なわけですからね。」と私見を述べた。

 れいわ新選組の山本太郎代表は15日、衆院議員を辞職して今夏の参院選に出馬することを記者会見で発表。山本議員の議席が空いたことで、同党の次点候補であった櫛淵万里氏が繰り上がり当選となる見込みだ。