俳優井浦新（47）成田凌（28）が15日、都内で、18年公開のダブル主演映画「ニワトリ★スター」の”一夜限りの上映舞台あいさつ”に出席した。新作の「ニワトリ☆フェニックス」（かなた狼監督、15日公開）全国公開を記念して開催された。

同作は、東京のアパートで自堕落な同居生活を送る、井浦演じる大麻の売人の草太と、成田演じる自由気ままな楽人の、男2人を取り巻く愛や暴力を描いたファンタジー作品。かなた監督は「ほんまに必死やったかなあ」と当時を振り返り、「初監督だったので、すごい熱量だったよね。スターを見返したら、自分でも怖い」と笑いを誘った。

この日の一夜限りの上映で初めて見た観客も多く、井浦は「いくら『ニワトリ☆フェニックス』が初日だからと言って、スターの舞台あいさつに立たせてもらえるのはありがたいです。4年前に公開された作品をたくさんの方に見ていただけてうれしい」とあいさつした。

成田は自分も同作を見返したと明かし「スターを終えて、新さんと話さない時期があって『この作品を見る時は何かがあるときだろうね』と当時新宿で言われたのを、すごく覚えていて、見返すと、何も変わっていないような、とんでもなく変わってしまったような気持ちになって。スターを見返した気持ちを忘れないようにしたいですね」と、言葉をかみしめた。

井浦は「これ、フェニックスやっちゃったら、もうとことん行きます？」と話し、成田も「みてもらったらわかるんですけど、これやっちゃったら何でもありじゃない？　僕は一生髪を傷め続けながら」と会場を沸かせ、新作、さらに続編への期待を込めた。

ほかに、ヒロインの紗羅マリー（35）も出席した。