中日・立浪和義監督(52)が敗戦の中にもリリーフ陣に自信を深めている。

 16日の広島戦(マツダ)に打線が振るわず2ー3で敗れ、連勝は4でストップ。今季初先発した岡野が3回途中3失点KOの誤算はあったが、2番手以降の藤嶋、田島、福、祖父江、清水と中継ぎ陣は踏ん張り、追加点を与えなかった。

 岡野に対して指揮官は「点を取られたくないというのは分かるけど、どんどん勝負に行かないと」と厳しく指摘しながらも「その後(中継ぎ)投手は踏ん張った。今のウチは基本、敗戦処理的な投手はいないので。明日も勝ちパターンでつなげるような投手がまだいるしね」と目を細めた。

 その上で、この日の得点は岡野の適時打による2点のみで、1点も奪えなかった野手陣に対しては「打つ方が結果的に投手の2打点だけなので、やっぱり野手が点を取れないと勝てない。本当に打てなかった、点が取れなかった」と奮起を促した。