中日・立浪和義監督(52)が攻撃型オーダーに組み換え、いきなり初回に広島先発・森下から4点を奪った。

 17日の広島戦(マツダ)で開幕から主に2番で全試合に先発起用してきた岡林勇希外野手(20)をベンチに下げ、ドラフト2位・鵜飼航丞外野手(22=駒大)を「2番・右翼」で4試合ぶりにスタメン復帰させた。

 すると、初回に先頭の大島が左前打で出塁。一死後、A・マルティネスの中前打で一、三塁となり、ここで4番・ビシエドが右前へ適時打を放って先制。さらに木下の右前適時打、京田も左前へ2点適時打を放つなど、初回から打者一巡の猛攻で6安打4得点を挙げた。

 前日16日の広島戦では先発した岡野の2点適時打でしか得点が奪えず2―3で連勝が4でストップ。試合後、立浪監督は「やっぱり野手が点を取れないと勝てない。本当に打てなかった、点が取れなかった。今日はじゃない、今日もやね」とボヤいていたが、すぐさま打線にメスを入れて結果につなげた格好だ。