来てまっせ! ビッグウエーブ!――。阪神・糸井嘉男外野手が17日の巨人戦(甲子園)の2回に先制の3号ソロをマークした。

 好天にも恵まれた大入り満員の聖地・甲子園。虎の陽キャ超人の一撃は球場のボルテージを一気に上昇させる。双方スコアレスの2回一死無走者の場面で打席に入った糸井は相手先発・赤星の初球145キロストレートを見逃すことなく強振。白球をバックスクリーンへ運んだ。

 連敗地獄を脱出し、明るさを取り戻しつつある阪神ベンチも総出で背番号7の帰還をお出迎え。虎メダルを首にかけた糸井は、近大の後輩にも当たる〝一の子分〟佐藤輝とベンチパフォーマンスも披露。「チームに勢いをつけることができて良かったです。勝ちたい!」と勝利への意志を超人節で強調した。