格闘技イベント「RIZIN.35」(17日、武蔵野の森総合スポーツプラザ)で、サッカー元日本代表FW三浦知良(55=JFL鈴鹿)の次男・孝太(19)が5月5日にデビュー2戦目を戦うことが発表された。

 休憩前、リングに上がった榊原信行CEOから5月5日に配信大会「RIZIN LANDMARK vol.3」を開催することが発表された。その出場選手として、クレベル・コイケ、萩原京平と共に孝太が登場。当初、昨年大みそかのデビュー戦での対戦が予定されながら新型コロナウイルス禍で来日がかなわなかったフェリペ〝キングハンター〟マソーニ(36=ブラジル)と対戦することが決まった。

 2戦目に向けて孝太は「大みそかに続きRIZINで戦わせてもらえることに感謝しています。いろんな方が応援してくださったので、そういう人たちが〝応援してよかった〟と思える試合をするので5月5日、応援よろしくお願いします」と意気込んだ。ブラジルのストリートでケンカに明け暮れた末、12年6月にプロデビューしてから9勝4敗と大きく勝ち越している〝凶敵〟を相手にデビュー2連勝を飾れるか。

 また、コイケについて榊原CEOは8~9月のフェザー級王座挑戦が濃厚であることを明言。その上で、本人の意向をくんで1試合を挟むことになったとした。コイケは「自分と萩原、戦うので応援してください」と意欲。3月に弥益ドミネーター聡志に敗れた萩原は強敵との戦いが続くことになったが「前回負けちゃったのに、ビッグチャンスが回ってくるということは、俺、持ってると思うので、全力でぶっ飛ばしにいこうと思います。5月5日、革命を起こします」と不敵に話した。