阪神・糸井嘉男外野手が17日の巨人戦(甲子園)で先制の3号ソロを含む3安打1打点。不惑の超人が今季最多となる4万1175人の大観衆を集めた本拠地で、健在をアピールした。

 相手先発・赤星の投じた初球145キロ直球をバックスクリーンに運び、チームに先制点をもたらした背番号7は、佐藤輝とのベンチパフォーマンスも披露。球場のムードも一気に盛り上がったが、その後の阪神打線はつながりを欠き、巨人に逆転負け…。糸井も「勝ちに飢えているから本当に悔しいし、やっぱり勝たなアカン。今言えるのは、勝ちにつながる一本を打てるように、また頑張りますということだけです」と悔しさをかみ殺し、球場を後にした。