郷ひろみ “パーフェクト歌唱”を誓う ファンに感謝の50周年ツアースタート!

 歌手の郷ひろみ(66)が17日、埼玉・越谷市のサンシティホールで、レコードデビュー50周年記念全国ツアーをスタートさせた。1972年8月のデビューから、日本ポップス界の第一線を走り続けて半世紀。10日の登板でプロ野球史上16人目となる完全試合を達成したロッテの佐々木朗希投手(20)の存在から「すごいな~」と刺激を受け、記念すべきメモリアルイヤーに「みんなの力を集結してパーフェクトに近づけたい」と“パーフェクト歌唱”を誓った。

 10日の快挙に続き、17日の登板でも8回で24人の打者から14三振を奪い、完全投球のままマウンドを降りた“令和の怪物”。昭和から令和まで芸能界でモンスター級に活躍してきた郷も「すごいよね。僕はこれまでパーフェクトに歌えたのは1曲だけ。ある意味うらやましい」と目を丸くした。

 歌手としての数々の偉業を積み重ねても、46歳下の若者に触発され、初心を確認した。「人は余裕をもった時に失敗する。自信を持っている時こそ、戒めないといけない」。佐々木投手の活躍に絡めて「たくさんの力を集結して、パーフェクトに向かっていければ」と50周年に完全燃焼を誓った。

 生きがいであるステージに立ち続けるために30歳から週3のトレーニングを継続している。「続けているからこそ、意識が無意識になった。見られていない時の方が苦痛なんです。ずっと“郷ひろみ”なんです」。24時間365日どんな時もスターとして君臨し続けている。

 節目について「50という数字は重い。多くの方に支えてこられたと実感する」とファンへ感謝した。駆け出しの10代から「熟成した物を出す時期。黄金」と位置づける60代までを回想。60代後半に差し掛かった次なる目標を「黄金の先はプラチナの70代かな。声が続く限り“郷ひろみ”を全うしたい」と生涯現役を宣言した。

 節目を飾るステージでは、50年を追体験できるようなヒットナンバーで構成した。「2億4千万の瞳」で幕開け。72年のデビュー当時から現在までを振り返る映像とともに「よろしく哀愁」「お嫁サンバ」など全17曲を華麗に披露した。ツアーは、10月28日の東京国際フォーラムでのファイナルまで続く。

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