古市憲寿氏、ウクライナへ折り鶴問題 必要なのは折り鶴か食料か「答えは自明」
社会学者の古市憲寿氏が18日、フジテレビ系「めざまし8」で、メンタリストのDaiGoがツイッターで「ウクライナへ折り鶴を送るのは狂気」などとつぶやいたことに「平和運動とか、よい事をする場合は相手の立場になることが基本」との考えを語った。
この日は、ひろゆき氏やDaiGoがツイッターで、戦火のウクライナへ千羽鶴を送る日本人について批判していることを取り上げた。
ひろゆき氏は「「千羽鶴とか『無駄な行為をして、良い事をした気分になるのは恥ずかしい事である。』というのをそろそろ理解して貰いたい」などと投稿。これを受けDaiGoも「ひろゆきさんの言う通り、ウクライナに折り鶴送るは狂気」などとつぶやいていた。
谷原章介は「善意を狂気という表現はよくなかったかもしれないが、相手が何を必要とするかという想像力も必要」と言うと、古市氏も「平和運動とかいい事をする場合は、相手の立場になることが基本だと思う」とキッパリ。
そして「戦火におびえているウクライナの人が、本当に折り鶴という、日本だけで通じるシンボルを必要としているのか。それとも食料、金銭を必要としているのかを考えたら答えは自明」ともコメントした。
国によって、鳥に対するイメージも違うと指摘し「文化とかに配慮することを考えたら、折り鶴とか、日本独自の物ではなくて、金銭とかそういうものの方が喜ばれるのは多いと思う」と語っていた。