タイで開催中のアジアチャンピオンズリーグ(ACL)で解雇された中国1部広州FCのDFグァン・ハオジン(26)によるラフプレーを韓国メディアが猛批判した。

 グァンは15日に行われた1次リーグ第1戦のジョホールDT(マレーシア)戦で、0―4の後半25分にプレーとは関係ない場面で背後から頭部へハイキックを食らわせて一発退場。その後広州FCはグァンを解雇する厳しい処分を下した。

 この処分に波紋が広がる中、韓国メディアはグァンのプレーを糾弾した。

「OSEN」は「非常識な少林サッカーだ!」と題して批判。「非常識のスパイラルだ。問題はグァン・ハオジンが見せた史上最悪の非道なプレーだ。そして、非常識な選手の行動に、中国らしく球団も非常識な対応を行った。彼らはグァンを解雇しただけでなく、監督とコーチングスタッフにも懲戒を下した。賃金の削減といくつかの不利益が含まれている。選手の退場で監督とコーチの年俸を削るのは常識的なことではない。文字通り、非常式の連鎖が起きたのだ」と厳しく追及した。

 韓国では選手生命を脅かすようなラフプレーに対して嫌悪感が高まっているようだ。