坂井真紀(51)工藤阿須加(30)が18日、都内で、アマゾンオリジナルのクッキングリアリティー番組「ベイクオフ・ジャパン」(22日からプライムビデオで独占配信)シーズン1配信直前記念イベントに出席した。

イギリスで社会現象となった「ブリティッシュ・ベイクオフ」の日本版で、10人のアマチュアがお菓子やパン作りの腕を競い、コンテスト優勝を目指す姿を描く。「バチェラー・ジャパン」シリーズなどを配信するプライムビデオによる、初のクッキングリアリティー番組。

坂井と工藤は番組ホストを務める。「ベイカー」と呼ばれる出場者たちの年齢や性別、参加背景はさまざまで、坂井は「みんなを励ます立場なのですが、一生懸命な姿に逆に励まされることが多かった。誰かのためにパンやお菓子を作っているので、ぐっときて泣いてしまうとこもありました」と振り返った。工藤は「毎週誰かが脱落する中、見続けていくと勝負を超えた絆が生まれていく。すてきな人生の1ページを見せていただいたし、勇気をもらえる番組です」と魅力を語った。

審査員をパティシエの鎧塚俊彦氏とベーカリーオーナーでパン職人の石川芳美氏が務め、出場者への厳しくも温かいコメントも見どころの1つ。鎧塚氏は”ベイクトリビア”を番組の随所に放り込む工藤について「それがほとんどスベるんですねえ」とバッサリ。「ベイカーの緊張をほぐすために、わざとだと思うんですが…」とフォローすると、工藤は「そこは『スベった』で大丈夫です」と受け入れた様子で笑った。

イベントでは、番組ホストの2人がゲストのおいでやすこがと「お花見パーティー」をテーマにケーキのデコレーションで対決した。工藤は、バタークリームを付けたクッキーをテキパキと坂井に手渡すと「ベイカーの皆さんがバタークリームを使って接着しているのを見ていたので」と、番組で習得したテクニックを披露。坂井は「ナイスなアシスタントでした」と息ぴったりだった。