お笑いコンビ、マヂカルラブリーが19日、都内で、「マトリックス レザレクションズ」ブルーレイ&DVDリリース記念イベントに登壇した。

野田クリスタル(35)は”長髪”と”ゲーム好き”の共通点を持つ、キアヌ・リーブス演じるネオに扮(ふん)した衣装で登場。「今、未来見えました、ネオで行きます」とあいさつし、「最初作品の始まりはびっくりしました。でも、ネオが苦しむシーンがあって、ご飯食べて、ゲーム作って、筋トレしてっていう自分の生活に疑問を持ち出すシーンなんですけど、これ俺じゃねえか! 俺も疑問に思った方が良いのか? と思って、全く俺と同じ生活していたんですよ」と話し、「和製ネオです」会場を笑わせた。

村上(37)は劇中のモーフィアスをイメージした、ピンクの鮮やかな衣装で登場し、野田が「雰囲気モーフィアスそのままですね」と盛り上げると、村上は「非常に恥ずかしいですよ。特にこれ(サングラス)が恥ずかしいです。ずっと眉間をつままれている状態ですよ」と笑いを誘った。

マトリックスファンという野田は「マトリックスを見てから、ほのかにこの世界、12~13歳くらいから仮想世界だと思っていて、急に目覚めたら、4畳半のゴミだらけの部屋なんじゃないかという気がしていて、そいつが見ている夢のような気がするんですよ。M1優勝して、何もかもうまくいって」と率直に話した。

村上は「主人公がめちゃめちゃ強いみたいな作品が野田は好きで、その原点がマトリックスなんだなと思いました。ネタを作っている時とかも、仮想空間的な発想とかが、出てくるのはマトリックスの世界観を自分に入れているんだろうな」と解説した。

また、ネオに扮した野田は”マトリックスよけ”を披露し、会場を沸かせた。

同作は1999年に第1作が公開され、その革新的な映像やアクション、衝撃的な世界観で、世界中に数々の革命をもたらした「マトリックス」シリーズの18年ぶりとなる新作。