フランス1部パリ・サンジェルマン(PSG)のフランス代表FWネイマールが、今夏の移籍へスペイン1部アトレチコ・マドリードと電撃交渉したと現地メディアが報じた。

 ネイマールはPSGとの契約が2025年まで残っているが、今夏の退団を希望。スペイン紙「エルナシオナル」は「ブラジルのスターはバルセロナに戻ることが最大の目標だったが、シャビ監督は彼の復帰を望まなかった」と古巣復帰をもくろんだが破談したと報じた。

 それでもネイマールはスペインへの移籍を諦めておらず「ネイマールの父親はレアル・マドリードへの加入を試みたが、FWビニシウスという才能の出現により、フロレンティーノ・ペレス会長は拒否することになった」と宿敵へ乗り換えたが、これも実らなかった。

 そして次なるターゲットとして「Aマドリードに降り立とうとしている。彼はシメオネ監督のサッカーの考え方とは対極にあるが、MFジョアン・フェリックスがクラブを去る可能性があるため扉が開かれた。そこにネイマールの居場所がある」と指摘した。

 スペインメディア「ミオトラリーガ」も「ネイマールの父親が移籍を実現させるために、最初の接触を始めた」とAマドリード側との交渉を開始したと報じた。

 ネイマールの電撃移籍が成立するのか注目が集まる。