西川きよし(75)が20日、吉本興業東京本社で行われた同社の創業110周年記念事業「西川きよしのコツコツ全国ツアー」開催発表会見に出席し、日々の健康法などを明かした。

起床後、すぐに約50回のスクワットを行っているといい「森光子さんに比べたら少ないですよ。何百回ですから。そのあと、ペットボトルの水を半分飲んでいます」と語った。

17歳9カ月で吉本に入り、約60年。「日々、小さなことからコツコツと頑張っています」と語り、かつてコンビを組み、96年に亡くなった横山やすしさんへの思いもはせた。吉本が110周年、全国に劇場14館を持つまで広がったことに「やすさんが元気だったらどれだけ喜んでいたか」と語り「やすさんに漫才に誘っていただいて、家内が後押ししてくれて、支えていただきました。本当に家族的な会社で、厳しいこともたくさんありましたけど、BSの局まで持つようになるとは夢にも思いませんでした。人生は感謝と反省の繰り返しだと思います。これからも忘れず謙虚に頑張っていきたいと思います」と話した。

イベントには司会として陣内智則と久代萌美、西川と親交の深いお笑いコンビ、千鳥の大悟とノブ、ダイアンのユースケと津田篤宏も登壇した。

「西川きよしのコツコツ全国ツアー」は6月25日に東京から始まり、来年3月まで愛知、高知、石川、宮城、福岡、広島、大阪をめぐる。吉本芸人のほか、東京公演にはスペシャルゲストとして爆笑問題、宮城公演には錦鯉らも出演予定となっている。