立憲民主党の菅直人元首相が20日、ツイッターを更新。カジノ誘致をめぐり日本維新の会を批判した。

 この日、和歌山県議会はカジノを含む統合型リゾート(IR)誘致について国へ申請する区域整備計画承認の議案を否決した。県の計画では人工島(和歌山マリーナシティ)に建設する予定だったが、計画はとん挫となった。

 このニュースを受け、菅氏は「維新は大阪カジノと同じ運命」と指摘。「これで大阪カジノを強行する維新も窮地に陥った。カジノには関係閣僚の同意と公明党出身の国交大臣による『認定』が必要。参院選を前にして創価学会は本音反対。維新はカジノの認定が得られなければ沈没の運命」とツイートした。

 これまで菅氏は維新との対決姿勢を鮮明にしてきた。このツイートには「沈没。モスクワ並み!」「長崎のカジノにも反対してください」との書き込みから、「沈没の運命は立憲民主党ですね」「維新がIR推進で支持されてると思ってるようだけど違う」というツッコミまで賛否両論が寄せられていた。