インドネシア1部の強豪プルシブ・バンドンが、ベルギー1部シントトロイデンの元日本代表MF香川真司(33)の獲得に乗り出すと現地メディアが報じた。

 香川は今季途中にギリシャ1部PAOKを退団し、1月末にシントトロイデンに加入。徐々に出場時間を増やしながらシーズンを終えた。来季も契約が残っているため残留が既定路線だが、インドネシアでは香川獲りの話題が注目を集めている。

 インドネシア紙「ボラ・タイムズ」は「シントトロイデンの香川の移籍説が飛び出した。インドネシアチームの関心を受けている。1部リーグのプルシブ・バンドンが香川に目を向けている」と報道。「香川に高い給与を支払うことには何の問題もないことが確実だ。あとはビッグネームの選手本人の意思によって(移籍が)進行する可能性がある」と破格オファーを提示して獲得に乗り出す構えだという。

 プルシブ・バンドンは同国の名門で今季は2位と優勝争いを展開。過去にはイングランド・プレミアリーグのチェルシーなどで活躍したガーナ代表MFマイケル・エッシェンも在籍するなど大物獲りに定評のあるクラブだ。

 香川は欧州志向が強く移籍の可能性は低いが、それだけ世界から注目を集める存在の証しとも言えそうだ。