カブスの鈴木誠也外野手(27)は20日(日本時間21日)に本拠地シカゴでのレイズ戦に「2番・右翼」で出場し、2打席目まで連続三振。

 いきなり4点を追う苦しい展開。初回無死一塁で相手先発は右腕ラスムセンだ。カウント1―2からの5球目、外角高めの95・4マイル(約154キロ)の直球にバットを止めたが、球審の判定は「スイング」で空振り三振に倒れた。3回先頭はフルカウントから見逃し三振だった。

 デビューからの連続試合安打は19日(同20日)に9で止まったが、3四球を選んだ。球団公式サイトのジョーダン・バスティアン記者は自身のツイッターで「鈴木は1打席あたり4・46球。4打席で24球投げさせた」とその姿勢を高く評価した。試合前の時点で出塁率5割8分1厘はメジャー1位で、12四球は同2位だ。同3位の打率4割1分4厘が注目されるが、それも選球眼の良さがあるからこそだ。