WWE・NXTで〝太陽の戦士〟サレイ(26)が無念の返り討ちにあった。

 ティファニー・ストラットンとは、祖母からもらった「太陽ネックレス」を巡って抗争勃発。前回3月の一騎打ちでは、リングコスチュームに変身することなく制服メガネ姿のまま敗れるという屈辱を味わった。その後は謎の煙とともにティファニーの試合に介入するなどリベンジの機会を狙っていたが、今週のNXTでは待望の雪辱戦だ。

 サレイは序盤から軽やかな動きでティファニーを突き飛ばすと、得意のドロップキックや変形逆エビ固めで攻め込んだ。ティファニーの逆襲にも耐えて強烈な張り手からドロップキック、さらにジャーマンスープレックス、コーナーからダイビングフットスタンプと波状攻撃だ。

 さらにティファニーをロープ際に押し込んで、得意の低空ドロップキックを顔面に命中させた。場外戦でも優位に立つと、リングに戻ってティファニーのバックを取り、2発目のジャーマンを狙った。

 ところがティファニーがロープをつかんでこれに抵抗した。サレイは無理に投げようとするが、ティファニーの振り向きざまのヘッドバットを浴びて痛恨のダウン。最後はコーナー2段目からの横回転圧殺弾「スピニングスプラッシュ」を決められ、3カウントを奪われた。

 ティファニーはサレイを下すと、舌を出してアピール。観客から「ティファニー、パパが結婚してと言ってるよ」と書かれたボートも掲げられ、宿敵ティファニーの悪女人気が高まる中で、サレイが無念の逆転負けを喫した。試合後、自身のツイッターに「意地悪バービーを倒したかった。サレイは決してあきらめない」と投稿。サレイに意地の巻き返しはあるのか?