脳科学者の茂木健一郎氏(59)が21日、ツイッターを更新。マスクを着用解除に否定的な日本の医師会の姿勢を批判した。

 日本医師会の中川俊男会長が20日の会見で、欧米などでマスク着用の解除や緩和する動きについて意見を求められ「ウィズ・コロナの状態でマスクを外すという時期が来るとは思っていない」と否定的な見解を示した。

 こうした医師会の姿勢に茂木氏は「マスクをすることが人と人とのコミュニケーションに与える影響、とりわけ子どもたちへの影響、そもそもマスクをつけることが皮膚のコンディションや呼吸の具合で難しい人もいるわけで、ウィズコロナでマスクをずっと着け続けろというのは医者(の一部の)暴論だ」と厳しい論調で批判した。

 米国では航空会社でマクス着用の義務を解除するなど、世界的にマスク着用義務を緩和する動きが広がっている。