東京・文京区議会議員の〝無我の哲人〟こと西村修(50)が、人生初の電流爆破デスマッチ参戦へ気迫をみなぎらせている。

 30日のファイヤープロレス島根・松江大会(くにびきメッセ多目的ホール)では邪道・大仁田厚、HASEGAと組み、ミスター・ポーゴ、PSYCO、ALLマイティ井上組との対戦が決定。

 5月1日の広島大会(広島県立広島産業会館・東館)では大仁田、岡田剛史と組み、ポーゴ、塚本拓海、デビルマジシャン組と激突する。

 この2試合が自身初の電流爆破デスマッチとなる西村は21日、大仁田ともに都内で会見し「触れたことのない大仁田イズムに触れたかった。インドの奥地に行くような気分です」と心境を明かした。

 すると、そこへ乱入してきたポーゴから「おい西村! 俺は日本で唯一、火を扱える人間だ。黒焦げにしてやろうか?」と挑発された。

 これに西村は「会ったことも戦ったこともない相手です。対戦するのを楽しみにしております。そちらが私を黒焦げにするのなら、私があなたの心を真っ白にしてあげましょう」と冷静に応戦した。

 そんな2人に割って入った大仁田は「そんなことより区議会議員で電流爆破って史上初じゃないですか? 俺と組んで票が減らなきゃいいけど」といらぬ心配をしながらも、初の爆破戦に臨む西村について「無我の世界観で電流爆破に入ってきてどうなるのか楽しみですよね。多分、入った途端に爆破が好きになるんじゃないかな。いずれ大仁田、西村のコンビで世界に行ければいいと思います」と大風呂敷を広げた。

 無我と邪道と放火魔の衝突はどんな化学反応を起こすか。また5月1日の広島大会では女子部門「ファイヤーガールズ」の旗揚げ戦を行うことも併せて発表された。