俳優の谷原章介がMCを務める「めざまし8」(フジテレビ系)で22日、安倍晋三元首相がロシアのプーチン大統領を織田信長にたとえたことに言及した。

 安倍元首相は21日に都内で開かれたシンポジウムで「プーチン大統領というのは基本的に力の信奉者なんですね。言ってみれば戦国時代の武将みたいなもの。織田信長に人権を守れと言っても全然通用しないのと同じと思っていただいていいんですね」などと発言。「長い間、独裁政権を確立する中で情報の分析が的確に行われず、間違った判断をした。冷静な判断ができなくなっている」と独自の分析をした。

 これにお笑いコンビ「メイプル超合金」のカズレーザーは「僕は戦国武将というのは暴力的なイメージがあるのでそんなに好きじゃないんですけど、この比喩も信長のどの部分、どの一面を切り取るかによって誰にたとえることもできるし、誰にも似ないとは思うのでそれまでかなと思ってしまう」と独自の感想を語った。

 フジテレビ解説委員の風間晋氏は「僕は信長が21世紀の世界に生きていたらどんな人になっていたのかなというのに興味を持ってしまいました」と話すと、谷原は「現状をみますと、早く(明智)光秀が現れないか、強く思いますね」とニヤリ。

 取りようによっては、家臣・光秀に討ち取られた信長にならい、プーチン氏が配下の人物によって暗殺されるクーデターを期待するかのようだった。