西武・高橋光成投手(25)が22日の楽天戦(ベルーナ)で8回を94球、4安打無失点の好投で3―0の勝利に貢献。2勝目(2敗)を挙げた。

 先頭打者を4度出塁させながら、計12個のゴロアウトでピンチの芽を摘んだ高橋は「ファンの声援のおかげで、テンポ良く投げられてゴロを打たせることができた。(楽天打線は)調子がいいということで丁寧に低めに投げる意識だった。(2度の併殺は)野手の皆さまに助けていただいて、リズムに乗って投げることができた」とコメント。深く野手に感謝した。

 西武は前カードのロッテ戦からこれで3試合連続の零封勝ち。球団では1993年8月7日~12日の4試合連続以来、29年ぶりの記録となった。

 辻発彦監督(63)は「やはりピッチャーが点を取られないと負けないということですよ」とニッコリ。久々にチーム防御率が2点台中盤と安定している投手陣の踏ん張りにエビス顔だった。