巨人・原辰徳監督(63)が、22日の中日戦(バンテリン)で力投した菅野智之投手(32)を称えた。エースは7回1失点の内容で、今季3勝目をマーク。チームも7―2で快勝し、5連勝をもたらした。

 原監督は「今日1500(投球回)。いいステップアップの材料になればいいなっていうね」と、ここまで2勝2敗だった右腕の契機となることを願った。

 2連敗からの復活星となったエース。経験豊富な指揮官は「アスリートって非常に厳しい世界だし、まあその中で、いつでもフラットな状態で戦えるってこと、戦わなければいけないっていうところに厳しさと良さがある」と、言葉を贈った。

 6回には今季初安打となる適時打も放った菅野は「ある程度真っすぐを使いながら、ということができたと思う。前回あまりそういうピッチングができなかったので」と、自身の投球を振り返った。

 これでバンテリンドームでは10勝1敗となった。背番号18は「広いし、投げやすいなというイメージはあります」と、〝第2のホーム〟に笑顔を見せた。