「頸髄損傷」を負ったゼロワンの大谷晋二郎(49)に、海外マットからも応援のメッセージが届いている。

 大谷は10日の両国国技館大会でノアの杉浦貴と対戦。コーナーめがけてジャーマンで投げられた直後に動かなくなり、救急搬送された。13日には今後の悪化を予防するために手術が行われ、全国のファンや関係者から支援の申し出が出ていることから、28日に支援方法に関する記者会見が予定されている。

 そんな中で22日(日本時間23日)に放送された米国・AEWの「AEW RAMPAGE」では、エディ・キングストンが炎のファイトを展開した。ダニエル・ガルシアとシングルマッチで対戦したエディは、コーナーに相手を押し込むと大谷の得意技「顔面ウォッシュ」を繰り出した。さらに直後には「火祭り刀」のポーズも決めて、大谷へのエールを送ったのだ。

 エディは日本のプロレスに精通していることで知られており、2019年4月には米ニュージャージー州で行われたインディ団体の試合で大谷と対戦をしている。AEWの公式ツイッターでもエディが「大谷のオマージュ」を行ったシーンが取り上げられ、日本のファンからも感動の声が上がっている。

 大谷が大ケガを負ってから、国内のみならず多くの海外のレスラーたちから応援のメッセージが送られている。その輪が広がり続けていることは、〝炎の戦士〟がいかに世界中のレスラーから尊敬されているかを証明している。